これは「人による」部分もあるとは思うのですが。
私の場合、サイト(あるいはブログ)にアクセスした瞬間、「一画面におさまる」内にどれだけの情報を見せられるか、ということに、かなりこだわりがあります。
たとえば、『厳選リンク集』の場合。
(自分でいうのもなんですが)かなり情報量の多いページです。
ほんとうは、「一番見て欲しい項目は、一画面目に」「そこまで優先順位の高くない項目は、スクロールしてから見えればいい」という区別がつけたいのです。
もちろん、見る方の設定によって、一画面の大きさは違います。
だから、結局のところ「全員に見て欲しい項目はなるべく上に」、「それでいて似た項目はゆるやかなグループを組むように」、という程度の工夫しかできません。それでも順番を変えたり、改行を入れたり省いたり、「とくにおすすめ」にアニメGIFをつけたり、《FC2》内部と外部で背景色を変えてみたりして、何度かの変更の末に現在の形になりました。
小説ブログの場合。
『視線を導く。』に書いたとおり、
1)「初めてのお客様」には、まず、「ここになにがあるか」を見てほしい。 ⇒カテゴリー
2)「馴染みのお客様」には、更新分にさくっとアクセスできるように、⇒最新の記事
の2つのメニューが重要になるのではないかと思います。それを、1画面目で見せるのか。それとも、そこへのリンクを貼るのか。
毎日更新する人が、週に1度巡回する閲覧客に対応するには、最新の記事の数をけっこう多く見せる必要があります。そのためには、画面のなかで、その分の表示面積を割くことになります。
現在の更新は少ないけれど過去ログが豊富、というブログなら、初見の閲覧客を意識の中心に据えて、「どのカテゴリーから手をつけてもらうか」の説明を入れる場所が欲しいかもしれません。
どこか交流サイトに作品広告を出した直後なら、一時的に、その作品へのアクセスしやすさを重視した加筆をする、ということだってありうるでしょう。
最初にアクセスした画面で、何を「見つけてもらう」か。それはケースバイケースの工夫がいるのだと思うのです。
もう一つは。WEB小説のサイトやブログはたくさんあります。閲覧客があなたのブログへたどりついて、作品を読むための「もう1クリック」をする、作品を読むだけの時間をかけるには、それだけの「魅力」が必要です。
「すべての人から魅力的なブログ」があるのかないのか私にはわかりません。
とりあえず必要なのは、「あなたの作品を魅力的と感じる人(人種)にとって、魅力的なブログ」です。
以前も書きましたが。
>ブログにしてもウェブサイトにしても、開いてすぐに受ける印象は「ビジュアル」。
>色だったり画像だったり、そういうもの
>文字を読むのには、時間がかかるんです。
「あなたの作品を魅力的と感じる人(人種)」が、「この作者とは趣味が合いそうだ」と嗅ぎ取れる、「香り」を立てる必要があるのです。
温かく / クールに / 誠実に / 高尚に / キザに / 耽美に / デコラティブに / シンプルに などなど。
あなたが絵をお描きになるのであれば、その絵を飾るのもいいでしょう。けれど、小説も絵も、という「文武両道」の人ばかりとは限りません。
その場合には。(とくに《FC2》ブログの場合)、テンプレートの力を借りればいいのです。ただし。力を借りていることを認識した上で。あなたがあなたの作品を大事に思うのと同じように、テンプレートを作品として大事に思う作者サンがあることを、意識し──、敬した上で。
麻生(阿檀)
【このブログについて】
ブログで小説を手軽に連載したい方のための、
ブログ紹介/FC2テンプレート紹介が、メインだったはずなのですが。
ミ^。^彡っ。oO○(いつのまにやら、かなりとんでもなくごった煮ブログになっております。)
Author:麻生(阿檀)
【このブログについて】
ブログで小説を手軽に連載したい方のための、
ブログ紹介/FC2テンプレート紹介が、メインだったはずなのですが。
ミ^。^彡っ。oO○(いつのまにやら、かなりとんでもなくごった煮ブログになっております。)
コメント