スポンサー広告

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ご挨拶&雑文ただの雑文

子供たちを責めないで…ゲムブログの頃

 うちは『ブログで小説!』なんである。なのにどうして、こんなにゲームブログの「足跡」が多いのか。(カテゴリ系のプラグインのせい? プレイ日記と、攻略情報で、カテゴリ分け……とか?)
 たまーに大人プレイヤーさんもいらっしゃるが、お若い方のほうが多い。足跡をたどって斜め読みしてみると、たいてい、夏休みがどうの、テストがどうの、宿題がどうののお歳ごろである。

  ■

 実は。私も、一時期、あるネットワークゲーム……RPGもあったし、プレイヤー同士が戦う戦争ゲームもあった……にハマッて、ゲーム日記を公開していたことがある。

  ■

 話はかなり遡るのだが。私のネット歴は、わりに古い。インターネットの商用開放前、NiftyServeとかPC-VANというパソコン通信の時代である。PCはまだ高価だったし、通信費もかかる。パソコン通信は、ある程度、金と時間とマニア心(笑)のある、大人の娯楽だった。顔も知らない相手と議論する、というのは、初めての経験だったから。私は鎧と刀を磨いて戦場に出る武士のように論戦に挑んだ。

 ネットがありふれた物になり、ネットごしの「普通のおつきあい」には馴れきっていた私に、ネトゲは、ひさしぶりに「未知の相手」と接触する感覚を思い出させてくれた。最大の未知の対象は、戦争ゲームのサイトにわさわさといた中学生である。そのゲームがなければ、たぶん、共通する話題さえないであろう年齢差を越えて、「一緒に遊んで」いるんだ、という事実が、私には新鮮でならなかった。
 同じゲームのプレイヤーには大人もいて、だいたいは「リア厨」たちに冷淡だった。たしかに中学生たちは、荒れた言葉を使い、不躾な者も多かった。だが、それさえも「いまどきの子供ってこんなんなんだ」と興味深く、私は、あるとき、中学生が建国した国に入国してみた。ひょっとして、スパイとして追い出されるのではないか、と、ドキドキしながら。

 ところが。

 中学生の「総帥」に仕えた大人プレイヤーを、総帥は賓客のように遇したのである。
「来ていただいてありがとうございます!」
 “敵国”の民として対した時には、荒れた言葉で煽って来た総帥が、どうみても慣れない敬語で、しきりに話しかけてくる。
 最初は、なにかのジョークかと思ったのだが。いろいろ話す(ゲーム内チャット)と、どうも、本当に歓迎されているらしい。
 しかし、いくらなんでも肩に力が入りすぎだった。これでは互いに疲れてしまう。私は早々に大人国へ移動したが、それを期に、中学生プレイヤーは、「普通」になっていった。つまり、不躾でも荒れてもいない、ごくあたりまえの言葉づかいで話しかけてくるようになった。なんのことはない、大人が「リア厨メ」と扱うから、中学生組も「ゲーム内じゃ関係ないだろ!」とばかり、反発の態度を示していただけだったらしい。
 大人組男性のエロトークが炸裂したとき、中学生組の一人がナイトのごとく私をかばいに出てきてくれた、なんて、話は、また後のこと。こうなると、もう、どちらを頼るべきやら。

 ゲームの上では、私は彼らを対等に扱ったつもりである。だが、PCの知識となると、落差は大きかった。中学生たちは、クラスメートからそのゲームが楽しいことを力説され、初めて親や兄姉のパソコンを借りて、「参戦」してくる。いま学校でPCをどの程度習うのだろう? ともかく、知らないことがあまりに多かった。
「どうして①が使っちゃいけないんですか?」
「それは機種依存文字と言ってね」
etc.ect.
 あるとき。大人組の一人の雷が落ちた。
「ここはパソコン教室じゃない! 知りたいことは自分で調べてこい!」
 後に知ったのだが、彼はIT関係者だった。顧客相手の仕事から疲れて帰宅し、気晴らしのつもりでネトゲを開いたら、ゲーム内チャットを中学生レベルのコンピュータQ&Aが占拠している、では、怒鳴りたくもなろうというものである。
 このときに自分が書いたレスを思いだすと、脂汗が出る。「私にとって、ネットはつねに学びの場でございました」とか書いたような気がする。「ゲームをとおして初めてネットを知った若い方たちに、自分が得た知識を少々伝授することは、なにとぞご寛恕くださいませ」とか、なんとか。

 ちなみに。私はこのサイトで、「女狐僧正」という2つ名をもっていた。
……まぁ、そういう(Role to Play)ということで。

 それでも、ゲーム内チャットを占拠するのは、私も気がひけはじめていたところだった。私は自分のゲーム日記の片隅に、パソコンコーナーを作った。コピペのやり方(!)から始まり、Googleのアドレス、自IPの調べ方に、クッキーの消し方。ゲームとチャットを楽しむための、最低限の知識である。

  ■

 『子供たちを責めないで』(秋元康作詞)という往年のヒットソングに、
「私は子供に生まれないでよかったと胸をなで下ろしています」
という一節がある。
 もちろん、ココは笑うところなのだが。
 私が子供のころは、ネットはなかった。
 私は、「ネットの子供」には生まれなかったんである。

 今の子供たちは、中学生くらいから、平然とアクセスしてくる。ネットを介して対すると、相手の歳はわからない。実生活では、まだ、「子供だから」と許されるレベルのことでも、相手の虫の居所では、居丈高にどやしつけられたりする。
 だが。
 いまはもう、ネットは鎧と刀を磨いて威儀を正す場所ではない。自宅の縁側からすぐ繋がる、近所の路上だ。たしかに、自宅の前の路地の上にも、世界を包む空が広がる。だからといって。走り出てつまづいて、「どうしよう?」と半ベソかいてる子供に、「人に物を尋ねるなら名を名乗れ!」と反応しなけりゃいかんのだろうか? 少しかがんで、目線を合わせ、「君はどうしたいの?」と聞いてはダメなものか?
 むろん「ダメ」という場所も、あっていい。サイトにはそれぞれに「風」がある。風に合わない者は、無理に留まる義務もない。自分好みの風が吹く場所を探しにいくだけだ。


 「女狐」の小さなパソコン教室の卒業生たちは、ゲームが終焉した今でも、たまに、ひと気のなくなったチャットルームへ、1行2行の書置きを置いてくれる。君たちの幸ある行く末を心から願っているけれど、本当に困ったとき、ネットのしかるべき場所でしかるべき助けを求めれば、助けが得られる「こともある」ということを忘れないでほしい。手首を切る前に。電車に飛び込む前に。とにかく助けを得ようとする努力をしてみてほしい。私は通信やネットを長く続けてきて、それなりに色々なものを見てきた。古い友人たちのプライバシーを軽々に記すことはできないから、ただ、訳も書かずに「ネットはときに人に死を図らせる。けれど、ときには人を救うよ」としか言うことができないけれど。
 そのことの大切さに比べれば、……ぶっちゃけ、ゲームもブログも、どうでもいいんだ。


 とてつもなく話題がそれたけど。
 ゲームブログの話だったっけ。
 プライバシーを明かさず、仲間と共通の話題を作る。ゲームブログって、実は、ネットの「入門」としてはとても便利だ。
 だから。とりあえず、やってみたらいいんじゃないかな。それがたぶん、世界に繋がる半歩目になるから。
関連記事
スポンサーサイト

tag : 初心者

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

麻生(阿檀) Author:麻生(阿檀)

【このブログについて】
ブログで小説を手軽に連載したい方のための、
ブログ紹介/FC2テンプレート紹介が、メインだったはずなのですが。

ミ^。^彡っ。oO○(いつのまにやら、かなりとんでもなくごった煮ブログになっております。)

MyToyBox

Clock!
doodel ?publish
?style3=10084&index



14701 02 03 04
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
検索フォーム
タグリスト
                                                 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。